宅建初心者がやりがちなNG勉強法まとめ 遠回りせずに合格へ近づく学び方

一生懸命やっているのに点数が伸びないと感じるとき、原因は「努力量」ではなく「やり方」にあることが多いです。

この記事では、初心者がつまずきやすいNG勉強法と、その置き換え方(正しい学び方)を実体験ベースでまとめました。

遠回りを減らせば、社会人でも合格ラインへ最短距離で近づけます。

この記事はこんな人におすすめ
  • 宅建の勉強を始めたばかりで、効率的な進め方がわからない方
  • テキストや過去問をやっているのに点数が安定しない方
  • 社会人で勉強時間が限られており、遠回りを避けたい方

この記事でわかること
・初心者が避けるべきNG勉強法と、今日から変えられる具体的な置き換え方


目次

やりがちなNG勉強法と、その理由

最初から完璧を目指して進まない

知識ゼロの段階で細部まで覚えようとすると、時間だけが過ぎて全体像が掴めません。

宅建は全50問の総合点勝負なので、まずは全範囲を「粗く1周」する方が結果的に早いです。

問題の出され方や問われる内容をざっくり把握して、再度テキストを読む。

テキストを読むだけで終わる

読んだつもりでも、問題形式に触れないと「使える知識」になりません。

インプットだけでは精度もスピードも上がらないため、早期から問題演習をする必要があります。

過去問を“暗記だけ”で片付ける

問題文や答えの番号を覚える学習は、本番で言い回しが変わったら崩れます。

「なぜ×なのか」を説明できるまで考えることが、得点の安定につながります。

苦手分野を後回しにする

不得意な単元ほど早めに手をつけないと、直前期の大きな不安要素になります。

頻出の基本論点を押さえるだけでも、全体の底上げが可能です。

半年以上時間がある場合は権利関係をじっくりと時間をかけて理解していくのがベスト。

量だけで安心してしまう

「何時間やったか」ではなく、「どこができるようになったか」で進捗を測るべきです。

量を積むだけでは、弱点が温存されたままになります。


正しい学び方への置き換え方(今日からできる修正)

まずは「粗い1周」→型を作ってから精度を上げる

最初の1周は完璧を求めず、重要語と論点だけを拾って全体像を掴みます。

2周目以降に細部と例外を補っていきます。

読んだら必ず演習へ接続する(1問1答→4択)

学習初期は1問1答で基本を確認し、6月以降は4択形式で本番慣れを狙います。

選択肢を区別する判断力は、4択演習でしか身につきません。

ただ、令和7年度から問題の傾向が変わりました。
私が令和8年を受験するなら1問1答を多めに組み込み知識をより確実にしていくと思います。

過去問は「理由まで言語化」する

ただ○×をつけるのではなく、誤答の理由を短文で書き残します。

例としては「語尾の見落とし」「条文の適用範囲を勘違い」など、次の一手が見える言葉にします。

不得意単元は「頻出論点だけ先取り」する

法令上の制限や税・その他など、数字や用語が多い分野は、まず頻出表と基本数値を押さえます。

細かい例外は後回しにして、正答に直結する核だけを先に固めます。

進捗は「できるようになった項目」で測る

学習ログには勉強時間だけでなく、「解けるようになったテーマ」を記録します。

改善が可視化されると、モチベーションも維持しやすくなります。


実体験:間違いが多くても、踏ん張れば必ず伸びる

過去問を解き始めた頃は、間違いだらけで心が折れそうになりました。

とくに法令上の制限は、建築に馴染みがないと用語が難しく、数字の暗記もつらく感じます。

それでも何度か繰り返すうちに、少しずつ正解できる問題が増えていきました。

宅建は満点を狙う試験ではありません。

上位15%に入ることが目標で、10問間違えても合格ラインに届く可能性は十分あります。

間違いを怖がらず、「次に何を直せば正解に近づくか」を言語化することで、着実に点は伸びます。


まとめ|NGを減らすことが、最短ルート

初心者の伸び悩みは、努力不足ではなく「やり方のミス」によって起こりがちです。

完璧主義を捨てて全体像を掴み、読んだら必ず演習へ接続し、過去問は理由まで言語化する。

この置き換えを今日から始めれば、遠回りは確実に減らせます。

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